乳児は年齢別に遊びや環境が異なります。
年齢に適応した幼児教室を見つけることができれば、乳児の能力を最大限に引き出す事ができるでしょう。
まずは、おすすめの幼児教室のご紹介の前に、年齢毎の発育状況と適した遊びや環境を見ていきましょう。
0~1歳でできるようにしたいこと
この頃の発育状況
この頃の乳児は、赤ちゃんと呼ばれていて、平均約3キロで生まれて3ヶ月の乳児検診を受ける頃には体重が倍程度まで成長します。
最初は明暗しか判りませんが、3ヶ月を過ぎた頃から目が見えるようになり人見知りするようになるでしょう。
一般的に生後3ヶ月で首が座り、4ヶ月から半年程で寝返りをうつようになることが多いです。
また、7ヶ月から8ヶ月経つとハイハイをする子が多くなります。
10ヶ月になると立ち上がったり、つかまり立ちをするようになったり1歳前後で歩けるようになるケースが多いです。
最初のうちは転んだりつまずいたりすることも多いので、ケガをしないよう十分注意して歩かせることが必要になります。
段差がある所では落下する事もあるので、階段などは特に注意してください。
この年齢に適した遊び、環境
3ヶ月~
目がしっかり見えるようになるのでハッキリとした色のベビーメリーなどをつるして見せると喜びます。
いないいないばあなどをしてあげると喜んで笑ったりするでしょう。
耳も良く聞こえるようになるので、パチパチ手を叩くとそちらの方向を見ます。
6ヶ月~
様々な物で遊ぶようになるので音が出るおもちゃなどを与えてみる環境を作りましょう。
お座りができるようになってくると様々な物に興味を示すようになります。
この頃になると、ハッキリした色のおもちゃなども判るようになるので知育玩具などを触らせてみるのも良いでしょう。
1歳頃
ママやパパなど簡単な言葉を話すこともあります。
名前を呼ぶと振り向くなど、名前と物の区別がつくようになるので、少しずつ簡単な言葉や物の名前を教えていくと物の名前が言えるようになるでしょう。
最初は聞き取りにくい言葉ですが、だんだんとハッキリしゃべるようになります。
少しずつ外に連れ出して公園デビューするのもおすすめです。
公園で他の親子連れなどがいたら、積極的に触れ合うようにしてあげましょう。
2歳でできるようにしたいこと
この頃の発育状況
2歳になると、歩くだけではなくしっかりと走れるようになります。
また、飛んだり高い所に登ったりすることもできるようになるでしょう。
他にもお母さんの指示が判るようになるので、早く歩いたり止まったりすることも覚えます。
靴下や靴も自分で脱げるようになるので、手を貸さずにできるだけ自分のことは自分でするようにしてあげると良いでしょう。
例えば、ゴミをゴミ箱に捨てることを教えてあげればできるようになります。
ほめてあげると自分からゴミを捨てるようになるので、ついでにおもちゃを片付けることも教えてみてください。
自分の体の名前や動物、色などに興味がわく時期で自分の好きなものや嫌いなものがはっきり判るようになります。
簡単なあいさつや返事もできるようになるので、毎日の習慣としてあいさつを教えるのも良いでしょう。
この年齢に適した遊び、環境
簡単な手の遊びができるようになる時期なので、じゃんけんなどを教えてあげるのも良いでしょう。
最初は判りづらいので、手遊びを歌と合わせて教えたりすると理解しやすいです。
クレヨンを持たせて紙に書かせてあげると簡単な形が書けるようになります。
外で砂遊びや泥遊びもできるようになるでしょう。
鉄棒にも少しの間ならぶら下がる事ができます。
食事も自分で取ろうとするようになるので、最初は少量から自分で食べるように練習させましょう。
最初に自分で食べさせる時は、フォークやスプーンなどでも取りやすい食べ物を与えてあげると良いです。
上手く食べられずこぼした時も怒らずにしっかり食べさせる環境が食育に繋がります。
この時に面倒くさがって親が食べさせると、自分で食べさせようとしてもダラダラ食べる事があるので、ある程度食べさせたら、自分で食べるように練習した方が良いです。
3歳でできるようにしたいこと
この頃の発育状況
3歳になると生まれた時の約4倍の体重になり、筋肉も付いてきます。
バランスも保てるようになる為、片足立ちもできる子が増えるでしょう。
後ろ向きに歩けるようになったり、階段も少しずつ登れるようになったりする時期です。
体が動けるようになる分、高い所に登ることもあるので、注意が必要になります。
1歳から2歳の頃に比べると誤飲などは多少減りますが、手の届くところに薬品などを置いておくと、食べ物と間違えて食べてしまう事もあるでしょう。
手の届く所や簡単に登れるような所には、薬品や食べ物と勘違いするような洗剤類も置かないようにすることが大事です。
洋服の脱ぎ着ができたり、食事の食べこぼしも減ったりしますが、3歳になっても上手に食べられないのは甘やかしているせいもあるかもしれないので、できるだけ一人で食べさせるようにしましょう。
子供用のハサミを上手に使えるようになり、クレヨンで色々な形を書くこともできるようになります。
3歳児健診があるので必ず受けさせるようにしましょう。
この年齢に適した遊び、環境
交互にペダルを踏み三輪車が乗れるようになります。
三輪車を買い与えて、できるだけ外で遊ぶようにしましょう。
この時期に室内でばかり遊ばせると運動能力が低下すると言われています。
走りながら曲がったり、止まれたりするので、鬼ごっこやかくれんぼなどの簡単な遊びを教えると身体能力アップに繋がりやすいです。
室内で遊ぶなら、折り紙などがおすすめです。
二つ折りなど簡単なものしかできませんが、母親が折り紙で色々なものを作ると興味を持つことがあります。
ブロックや積み木など木のおもちゃを与えるのも良いでしょう。
ブロックや積み木は、想像力や数学的な思考能力を高めるのに良いと言われています。
3歳なら、口に入っても呑み込めないような大きめの物を買ってあげてください。
大きい小さいなどの物の大きさや比較などができるようになるので、絵本やキッズ向けの教材で遊びながら学習する環境を作っても良いでしょう。
キッズ向けの英語も3歳から始めるケースが多いです。
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